現実を見つめましょう
まずは体重計に乗ってください。衣類の重さは言い訳になるので、できればお風呂上りにそのまま乗ってみてください。乗る体重計は体重の他に体脂肪、筋肉量なども測れる体組織計が好ましいと思います。乗ってみて・・・びっくりしましたか?
記録をつける
数値が出たら記録しておきます。のちに比較して、こんなに痩せたんだと励みになるはずです。また、その数字を見ることによってより客観的に現実を捉えることができます。
各部位のサイズも測って記録しておくと、より具体的に分析できますよ。そして、できれば写真を撮っておきましょう。自分はまわりからこんな風に見えるんだとわかります。
・・・だったからできなかったという言い訳
よく、太っている人は言い訳上手と言われます。どんな言い訳でしょうか。
「仕事で忙しかったから⇒動けなかった」
「食べていないんだけど⇒でも痩せない」などなど。
私もよく言っていましたし、そういう考え方になっていました。だから仕方ないじゃないってある意味開き直りも入っています。
では、本当にやむをえなかったのでしょうか。自分の体験から照らし合わせてみます。
仕事で忙しいから運動できない
はい。忙しいと仕事だけでクタクタですね。ちょっと意識を変えてみませんか。たとえば、エレベーターではなく階段を使う。1階から60階まで行けというのではありません。2階分だけでもいいので、階段を使ってみましょう。
食べていないんだけど
水でも太る、息するだけでも太ると冗談で言っているアナタ。試しにその日1日で食べたものを書き出してみてください。かなり品数が多くありませんか。食べていないのではなく、食べているのに意識できていないということがわかりますよね。
ダイエットは明日から
さぁ、明日になりました。ダイエットを始めていますか?
甘いものは別腹
胃はひとつしかありません。甘いものを吸収する体も、ひとつです。
どうでしょうか。思い当たることはありましたか?
何をどう言おうと言い訳であるなら、それは現実から逃げようとしているだけのことです。
・・・だったらできるかな
考え方を転換してみましょう。
・・・だったからできなかった。それで終わりにせず、じゃあどうやったらできるかな、と考えるのがダイエットの第一歩です。
ダイエットは一朝一夕でできるものではありません。長い時間がかかります。それだけの期間続けていくにはモチベーションのアップ、つまりプラス思考が必要になってくるのです。
目標を決める
たとえば、来月の友達の結婚式までに2kg痩せようという話をよく聞きます。友達ではなく、自分だったらもっと真剣になります、それから、着てみたい服を常に見える場所にかけておいて、痩せてきたかな、と思ったら合わせてみるのもいいでしょう。合わせてみてきつい場所があれば、じゃあここをどうしたらスッキリできるかと考えられるようになります。
具体的に体重など数字で目標を掲げてもいいでしょう。
年単位など長期に渡りそうなときは、何ヶ月かごとに達成できるような目標をこまめに設けたほうがいいでしょう。
方法を考える
ダイエットにはいろいろな方法がありますが、基本的なことは、今の体は確実に摂取カロリーが過剰なんです。(病気だからとか、薬の副作用だからという方はまた別の話になります。)
消費カロリー<摂取カロリー=太る
消費カロリー>摂取カロリー=痩せる
これが人間の体の仕組みです。
大幅な減量や、持病がある方は自分だけで判断せず、今かかっている医師に相談したほうがリスクが抑えられたり、助言指導が受けられます。
実行する
方法を考えて組み立てたら実行です。1日やればいいものではなく、続けるのが大事です。
評価し、目標や方法を見直す
ダイエットしていて、体に不調が現れることはありませんか?無理はしていませんか?眠れていなかったり、食べずにいたり、または運動しすぎて膝や腰が痛くなっていませんか?
逆に以前より快調になる場合もあります。
少しでも不調が出たら、体に無理が生じているので方法を見直しましょう。体を痛めてしまうとあとあと引きずることになりかねません。体は替えが利かないので、大事にしてください。
達成できたら
おめでとうございます!よく頑張りましたね!これからは維持をしていく段階です。ダイエットは痩せることだけではなく、維持することに重きを置いています。気を抜くとリバウンドしてしまいます。ですから、せめてダイエットしていたときと同じような頻度で体重計に乗り、維持できるように心がけましょう。体重計に乗るだけでも意識が違ってきますよ。
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