はじめに
今、私はダイエットを始めたときからこれだけ体重の変化があります。
もともとはどんな体型だったのか、少しは興味を持っていただけたでしょうか。
自分で言うのもなんですが、鏡餅のような体型でした。
鏡餅から抜け出し、現在は小太りのタヌキに近づいてきました。そう、手足が見え始めてきました。人間になるまであともう少し?だいぶ少し?
まだまだ理想の体重へは程遠いのですが、頑張っていきたいと思っています。
どうやって太ったの?
歴史を振り返ってみましょう。
きっかけは20代の一人暮らしでした。それまでは実家で母の管理下にありました。とにかく栄養バランスを考えた、品数の多い料理でした。それが一人暮らしになったとたん、変則的な勤務と偏った食事で10kgは太ったと思います。同僚に「腹が出たね」と言われました。
初めてダイエットをしたのもこの時期です。2日間水だけ飲んで少しだけ減りましたが、空腹に耐えかねてドカ食いをし、見事に元通り。それからは減ることもなく着々と太り続けていきます。
結婚できたものの、まだ若かったので夫は青年並みによく食べ、私もよく食べました。でも夫は痩せて私だけ育っていくのです。明らかに私の間食が原因でした。
頭を使う仕事をしていたとき、机の引き出しにはいつもチョコが入っていました。寝る間際までポテトチップスやチョコ、アイスなど常に手の届くところにおいていました。体を使う仕事のときは変則勤務だったので、夜勤明けでコンビニスイーツを買い込み、すべて食べてから寝ていました。
仕事で膝を壊し、あーまずいなー痩せなきゃなーとチラッとかすめますがそのまま・・・。とうとう整形外科の医者に「筋肉を鍛えることも大事ですが、体重もね・・・」と言われました。
ダイエットに取り組んだきっかけ
夫と買い物行ったときのことです。柱が鏡張りになっている場所があって、そこに不意に自分の横向きの姿が映し出されました。無意識だと客観的な見方になります。ものすごいオバサンだと思いました。お腹がとても出ていてみっともなかったのです。
自転車に乗れば、こぐたびに太ももがお腹を押し上げていました。車に乗ればハンドルとお腹が微妙についてしまいます。シートベルトをつけると、お腹の上を横滑りして首元に行ってしまい、邪魔になっていました。そしてその時点で持っていたデニムで一番大きいサイズがきつくなってきたことです。
デメリット
太ることによって、私の心身にいろいろなデメリットがありました。
膝の悪化
私の左膝は半月板損傷です。これは治りません。膝には、歩きで体重の3倍、走って5倍の重さがかかると言われています。1kg痩せればそれぞれ3kg、5kgも負担が減ります。体重が最高値だったとき、変形性膝関節症のなりかけと診断されました。太ももの筋肉を鍛えるほかに、大幅な減量が必要です。
心肺機能の酷使
太ればその分も末端まで血流を行き渡らせないといけないため、心臓が酷使されます。さらに酸素を取り込もうとするため、息切れが起こります。体温がこもりがちなので発散しようと汗がたくさん出ます。体がかわいそうです・・・。
皮膚が不衛生になりがち
多量の発汗であせもができます。太ももがこすれあってまたずれが起こります。私は特に皮膚が弱いので、お肉が重なり合うところはすぐただれてしまっていました。トイレのときも後ろに手を回しにくくなりました。
仰向けが辛い
胸の重さが肺を圧迫する感じというのでしょうか。横向きのほうが楽でした。
服がだらしなく見える
ゆったりと作られている服は、胸元が開きすぎてしまったりだらしなく見えてしまうことがあります。パンツでもお腹は入ったけれど太ももがダボンダボンで合わないということがありました。
隣が空いている
体重最高値のとき、電車の席で隣が空いていても、誰も座らないことが何度かありました。5kgくらい減った頃から座る人が出てきました。空きスペースの問題か、単に隣に座りたくなかっただけの問題か。どちらもあると思います。
つま先立ち
今まで普通に両足の裏がついて座れていたはずの椅子。太ももにお肉がつくと、その分足が浮き上がってしまいます。なので足の裏がつかず爪先立ちになり、子供のようにぶらぶらしてしまいます。
姿勢が悪い
直角に座るとお腹が圧迫されて苦しいため、ズルズルとおしりが滑り、ずり落ちそうな格好になりがちです。
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